2017.03.02 (最終更新:2020.04.20

ヒートプレスで作る【ミニチュア食器】

どうも、とうふです。最近寒いですね。

ミニチュアフードを作ると直面する、食器が無い!問題、市販のドールハウス用品やシルバニア・リーメントの食器活用でも解決しますが、今回食器を“ヒートプレス”という手法で作り、解決してみようと思います。

※独学・自己流の手法なので、多分もっと良い方法がある
※火や塩ビ板を扱うので、換気を十分行う
あたりを留意していただき、自己責任でお願いします!!

お皿はこんな感じ

 

作り方

①道具を準備

ヒートプレスに必要な道具を揃えます。
まずは熱を加える道具ですが、100均でも売っている、ティーキャンドルで大丈夫です。

写真は、ブロンコ○リーで貰った、リスさんのキャンドルホルダーです。
松と松ぼっくりの背景が一体どういうシチュエーションなのか、全くわからないまま使っています。なんなんだこれ…

電熱線とかカセットコンロなどの道具でやる方法もあるようですが、私は使ったことないです。もしかしたら、均一に熱が入って全然仕上がりが違うかもしれませんが、手軽さ第一でやっています。

それに、わりばしと目玉クリップ、そして材料の板(塩ビ板やPET板)が必要です。
詳細は流れで触れていきます。

 

②材料の板

塩ビ板やPET板を用意します。

100均のカードケースをよく使います。
白い食器の場合は、ホームセンターで買ってきたり。

PET板でも良いのですが、加熱しすぎると一瞬で白くなり難しいです。
色んな素材で試してみてください。

③型を準備

a.ねるねるね○ね
(木片に、三角のパーツと半分に割ったビーズをつける)

 

b.グラス
(ダイソーの丸棒の片方を削る)

どれちらも、オスメス型を用意します。
型を作った後、石粉粘土で受け型を作ります。
塩ビ板の厚みを想定して、型を押し付けたあとちょっと動かしたりして大きめに作ります。

石粉粘土の説明は、こちらをご参照ください。

 

c.色んな容器のフタを活用
(万年皿とうすめ液ボトルの底、マークセッターのフタ上面に無印のリップクリーム 等)

意外といろんな物が使えます。
ただ、熱した板をプレスするので、おゆまるでかたどったものだと、溶けてしまってうまくとれません。

 

④板を準備

わりばしに板を挟み、目玉クリップで留めます。
フォトフレームの木箱で挟む方法など見かけたことがあるのですが、節約根性で余白ギリギリにしたいので、こんな感じにしてます。

3方挟むの?面倒だね?
と思われるかもですが、2方向だとシワが寄ってしまうので3方で。

手前側に造形パテの箱がありますが、
熱した後、板がどろーんとなって平行が保てないので、箱ごと持って、幅をキープしてます。

 

⑤プレスします

型が準備できたら、いよいよプレスします。
塩ビ板の場合は絶対に換気してくださいね!!

両手を使う作業なので、肝心なところの写真が撮れていませんが、キャンドルの上で板をあぶって、表面が波打ってきたら型にかぶせて、もう一方の型をかぶせます。

加熱しすぎると焦げてしまいます。
加減が非常に難しいです。

cの左、結局シワが寄っていますが、低いお皿を作るつもりなら問題なしです。

 

試作品一号から進化してないことが発覚。

 

うさバーガーセットのサラダとドリンクも作りました。

 

万年皿とうすめ液で作った大皿と、リップの方の小皿です。
クリアブルー塗料で塗装してみましたが、エアブラシ初心者すぎてムラがひどいですwww本当すみませんwww精進します!!

ラッカー塗料の方がきっとうまくいく…

created by Rinker
GSI クレオス(GSI Creos)

 

冒頭の写真、奥の大皿には、万年皿+うすめ液ボトルを使っています。
小さい方は何だったか…思い出し次第追記します(またこのパターン

型もいろんなものを試しているので、他にも見つけ次第追記予定です。
というか、ヒートプレス自体のやり方も勉強中です。
良い方法をご存知の方、コッソリ教えて頂けると嬉しいです…!

関連記事【追記2017.03.03】

「ミニもの」さんが本記事を見てくださり、数億倍役に立つ記事を書いてくださいました…!!!
目から鱗の作成方法です!素材の選び方なども詳しく書かれています。ぜひご一読を!ヽ(=´▽`=)ノ

 

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